『オリゼーのおしごと』 いしかわまさゆき
さて、4冊目となりました。
定番ばかりでもおもしろみに欠けるかなぁと思い、少しめずらしい絵本を。
注)『もやしもん』・・・菌が見えるという妙な体質の麹屋息子が、農大の発酵研究室に入って日々過ごすお話。食はもちろん汚いお部屋なども含め、暮らしの中の菌の存在に気づけるなるほどな漫画。主人公よりも、脇役と数々の菌が特徴的。
この本、売り物ではなくコミックスの初回限定付録です。
(我が家は古本屋ですが・・・)
一説によると出荷数が少なくてあまり出回っていないそうですが。
我が家ではなかなかに重宝しています。
内容は、表紙のキャラクター、オリゼー=麹菌が、その働きを子どもにわかりやすく伝えてくれるというもの。
おまめやごはんをかもします。
もともとキャラクターが好きだった私は喜んで購入。
ついでに、毎日のごはんの時間を今より少し楽しくしてくれるんじゃないかと密かに期待しています。
というのも、子どもとのごはんの時間は、思った以上にストレスと隣り合わせでして。
空を舞うおかず。歩けば足にごはんつぶ。時には口から何かが吐き出され・・・。
私自身「おそうじ大好き!」というわけでもないので、なかなかこれはこたえます。
そんな殺伐とした場に、心なごむやりとりが少しでも増やせればと思うわけです。
案の定、食事には今のところ何の影響もありませんが、アンパンマンと同じく「まる形」の魔法か、はたまた私のキャラクター好きが伝わったのか。
息子はこの本を壊すほどに気に入ってくれました。
(ちょっとショックでしたが・・・きっとそれも彼にはお勉強。)
大きさもコミックスと同じで小ぶりと、赤ちゃんにはもってこいです。
自分でページめくれて楽しいよね。
この先おとずれるだろう「ごはんの中にオリゼーがいるのか!」とわかる瞬間に、今からニヤニヤしています。
この本、おまけじゃなくて出版してもよかったんじゃ・・・。
という、クオリティの高いおまけなのでした。
※ちなみに、絵本の内容は続いて出版されたえほん1冊目『きんのオリゼー てをあらおう』(B5サイズ)の帯にちっちゃく載っておりました。
元々、宣伝用だったのかしら。
子どもの反応
0才:ーーー 未チェック
1才:★★★ 自分で開いて遊んだり、何度も「読んで」とせがんだり、絵本がおわったらオリゼーにバイバイしたりとお気に入り。
えほん もやしもん 「きんのオリゼー」 てをあらおう (えほんもやしもん きんのオリゼー)
- 作者: いしかわまさゆき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/27
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 17人 クリック: 111回
- この商品を含むブログ (35件) を見る