『おふとんかけたら』 かがくいひろし
さてさて3冊目です。
今回は親子そろってのお気に入り。
かがくいひろしさんの『おふとんかけたら』です。
(ようやく写真を貼るすべを覚えました。今まで文字ばかりですみませぬ・・・)
この本は、思えば初めて書店で私が選んで買った、最近の作家さんの絵本のように思います。
「読み聞かせといえば寝かしつけの時だよな」と思って購入。
それまでのわが子はいまいち絵本に反応してくれず、我が家の絵本たちもインテリアと化していて、さみしい状態でした。
ところが。この本を読むようになってからみるみる反応するようになり、今では何度も何度も「読め!」という奴になりました。かがくい様、さまさまです。
さて、この本についてですが・・・
表紙。
つっこまずにはいられないこの表紙。
おふとんかけたらべっとべとです。確実に。
このお布団防水性かしら。なんて反射的に恐怖が脳裏をよぎりますが。
かわいいからいいや。
「これはまだ何かあるな」とわくわくしつつページをめくると、あまりふとんをかけなそうなもの達が次々にふとんをかけられていきます。
で。そうなるか!の連続。
これは意外の連続でこども受けは抜群。
そして、さりげない小道具が気になって大人もおもしろいです。
ちなみに息子はありさんとまめさんがお気に入りの様子。
私は断然、トイレットペーパーさんです。
この本の作者と、有名な「だるまさん」シリーズの作者が同じということには、しばらくしてから気づきました。
そして、何冊か読みましたが、やっぱりどれもおもしろい。
寸胴でかわいくて、意外で、リズミカル。
私と子どものツボをくすぐります。
また後日とりあげますが、かがくいさんの本は親子ともにどれもお気に入りになりました。
出会えたことで、毎日が少し楽しくなった作家さんです。
新作にもう出会えないことが、残念でなりません。
子どもの反応
0才:ーーー 未チェック
1才:★★★ きちんと読み聞かせに反応して、笑ったり驚いたりする。何度も何度も繰り返し読んでとせがむ。